Firebug 1.2 ‘console’ implementation 和訳
実装はソースコードに書いてあるのそのまま(あたりまえ)。webページに書かれてある悪意あるコードを特権つきで実行しないようにするための細工だっていうことがわかったところが収穫でした。
Firebug 1.2 ‘console’ implementation
FF3betaでFirebugの1.1のコマンドが動かなくなりました。これを直すのがすごい難しくてコマンドラインとコンソールを作り直す必要がありました。はじめにコンソールについて書いて、次回コマンドラインの実装について書きます(訳注:けっきょく2008.5.16現在まだ書かれてないです)。
Firebugの’console’を使ってWeb開発者はテキストやオブジェクトをFirebugのコンソールパネルに出力することができます。新しいバージョンは emelement messaging を使っています。webページの要素を使ってFirebugに制御フローと値を渡す、っていう意味です。こんなかんじで動きます。
Webページがロードされてからはじめのjavascript関数が呼ばれたりする前に document.createElement() を使ってページにscriptタグを仕込みます。スクリプトは_firebugConsoleという見えないdiv要素とconsole関数を追加します。Webページの開発者が console.log("foo"); を呼ぶとlog()関数は
"foo"という文字列をconsoleのユーザオブジェクトの配列に書き込みます。_firebugConsole要素のひとつの属性に"foo"オブジェクトのインデックスを書き込みます。_firebugConsole要素のfirebugAppendConsoleイベントをディスパッチします。
これらは全部標準のDOM操作です。
Firebug側ではfirebugAppendConsoleイベントリスナを_firebugConsole要素に追加しておきます。イベントがやってきたら、要素の属性を使ってユーザーオブジェクトにアクセスしてそれをFirebugのコンソールパネルに書き込みます。
FirebugはユーザーオブジェクトにアクセスすることでFirefoxのセキュリティラッパーテクノロジーを使って、おかしなウェブのコードがextension空間に入ってくるのを防いでいます。
いま(1.2a13)の実装にはもうひとつ間にレイヤがあります。consoleを定義するscriptタグはロードされるページ全部に入れられるわけではありません。かわりに小さな5行でできたwindow.consoleのgetterを定義します。getterはconsoleのコードをロードして、consoleオブジェクトがはじめて使われたときに_firebugConsole要素を作ります。
Mike Shaver, Mark Kahn, Justin Dolskeがこれを作るヒントをくれました。ありがとう。もしコンソールについてソースを見ようと思ったらこのへんになります。

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