みんなの地図3体験レポート
注記
この投稿は「みんなの地図」モニター体験イベントの体験レポートです。
ブログへの記事掲載時には以下のワードを入れて頂きますようお願いいたします。
- イベント内容・商品についての率直なご感想
- 「ゼンリン」「みんなの地図3」の2ワード
- 製品ページURL(http://www.zenrin.co.jp/product/minchizu3.html)
・体験レポート掲載時にはタグの埋め込みをお願いいたします。
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という条件の下で書いています。
さいきんはあんまりですが、位置情報系のはなしには興味があってGPSのトラックログをgoogle maps に落とすとか、日本のヤフーのジオコーダを発掘したりしていたので、ちょっとGPS繋げてたらログとれたりしないのかなー、というくらいの興味でモニタに応募してみたら当たって、みんなの地図3をいじらせていただきました。
みんなの地図3はおおざっぱにいえば、カーナビの歩行者バージョンです。カーナビの歩行者バージョンといえばナビタイム。自分は4年くらいナビタイムのAU向けOEMなEZナビウォークのユーザなので、EZナビウォークと比べていいところ悪いところを中心にご紹介したいと思います。
GPS+PlaceEngine
みんなの地図3は、PSP用のGPSを繋げばGPSから位置情報を得て目的地までナビゲートしてくれます。残念ながら今回のモニタではGPSは品切れで数が調達できなかったそうで、GPS機能は試してないのですが、GPSがないときはPlaceEngineでだいたいの位置はわかるようになっています。
PlaceEngineだと、幹線道路沿いであればわりと正確(50~100mくらいの誤差)にとれますが、そこから一本はいると弱い(100~200mくらいずれる)かんじでした。
EZナビウォークはGPS+基地局との距離でナビゲートしてくれるそうですが、たまにおかしくなったりもするけどわりといい感じです。みんなの地図+GPSでは使っていないのでどっちがいいかはわかりません。
目的地の入力
目的地の入力は住所か駅名か施設名。施設のカテゴリで絞り込みもできます。みんなの地図は全部のデータをローカルで持っているので、住所を一段階ずつ選んでいくたびにサーバと通信し始めるEZナビウォークみたいにいちいち待たされたりしなくていいです。逆にEZナビウォークには電話番号で目的地を検索する機能があるけどみんなの地図にはありません。でも個人的には電話番号で目的地を入れたこと、ないです。
EZナビウォークのカテゴリを細かく見たことないので(いちいち通信が入るので細かく見るのがすんごい不快だっていうのもあります)もしかしたらEZナビウォークにもあるのかもしれないけど、みんなの地図にはトイレっていうカテゴリがあって、トイレが検索できます。ただ、きれいかきれいでないかに関わらず全てのトイレが出てくるので、きれいなトイレだけをリストするとかできるともっといいんじゃないかなー
ナビゲーションとスケジューリング
目的地と現在地を決めると、なんかてきとうに検索してくれるEZナビウォークと違って経路の探索条件を選べます。”おまかせ”と”屋根を優先”と”楽な道を優先”とがあって、たぶん距離と屋根と高低差を考慮してくれるんだと思います。そういう細かい指定ができるのはいいところですが、探索できる距離が10km以内に限られているので(徒歩前提なので距離が長くなると計算量が大きくなって大変だそうです)、道案内という目的では最寄りの駅から目的地に行くときにしか使えなさそうです。
担当のかたのおはなしによれば、当然電車の乗り換え情報も含めて経路の決定をしたかったけど、乗り換え情報は時刻表のデータ量が半端でなくて入れられなかったとのこと(あと3ヶ月に一回時刻表データのアップデートが必要になるのもちょっと不便そう)。
駅までどう行って、何時の電車に乗ってどこで乗り換えるか、っていうのを含めてスケジューリングする、という点ではEZナビウォークと比べたら勝てないなーという状況です。ここはネットワークに常に繋げられるケータイの強いところですねー。でもそれ以外のところはほんとEZナビウォークいいとこなかったです(はじめてEZナビウォーク使ったときはほんと感動したんだけど)。
地図をメモリにコピーできる!
えー、みんなの地図3はUMDが2枚入っています。みんなの地図を使うの1枚目のUMDだけで可能なんですが2枚目のUMDに入っている都市部の詳細な地図データなんかをまるまるメモリースティックにコピーして使うことができるようになっています。これがすばらしいっす。
地図データをメモリースティックにコピーしておくと、地図をスクロールして端まできたときに地図のデータをUMDじゃなくてメモリースティックから読み出すようになるので、データのロードで待たされることがなくなります。
EZナビウォークはこの点最悪で、ちょっとスクロールさせるとすぐサーバと通信し始めるし(しかもベクトルデータをロードしてくるだけのわりになんか遅い)、縮尺を変更するとやっぱりまた通信ですげーむかつくんですが、みんなの地図でデータをメモリースティックにコピーしている状態だとメモリースティックのアクセスランプを見てないとデータが読み込まれているのに気がつかなくて google maps でえんえんスクロールさせられるのと同じ感覚でえんえんスクロールさせられます(縮尺を変えたときはちょっとひっかかるけどEZナビウォークとは比較になんないほど快適)。ちなみにコピーに必要な容量は、首都圏全部コピーしてもたぶん500Mいかないと思います(東京都だけだと80Mくらいでした)。
この点はみんなの地図2にはなくてみんなの地図3にはある、ほんとにすばらしいところ。ちなみにUMDからメモリにデータをコピーするのとかSCEのひとが嫌がらなかったのか、という質問もあって、担当の方によればそんなに大変ではなかったそうですが、それでもやっぱりそういう政治的に面倒そうだけどやったほうがいいことをきちんとやっているところはかっこいいなーと思いました。
画面が大きいので地図が見やすい
使ってみて意外によかったのは、PSPの画面はケータイの画面に比べて物理的なサイズでだいたい倍くらいあるぶん、地図が見やすいです。端末によってはケータイのほうが解像度は高いんですが、画面が小さいと歩きながら見たりするのは厳しくて、その点はPSPで動くぶんみんなの地図の地図は見やすかったです。あと地図の表示モードがナイトとかアウトドアとか、道路強調、鉄道強調、住所強調、とか10種類くらいあって、このへんはさすが紙の地図を作っている会社だなあと思いました。機能的には地味だけど、地図のベクトルデータをどうレンダリングするかのデザインは地図の見やすさにとって非常に重要なところなのです。
あ、あと地図を見るときにはあんまり使わないんですが、L/Rで地図を回転させることができて、これがめちゃめちゃきれいにストレス無くまわります。EZナビウォークのコンパス付き端末だと向いている方向にあわせて地図が回転するんですが(みんなの地図でもGPSをつけていれば進行方向にあわせて回転してくれるそうです)、0.5fps出てないだろくらいに遅くて、それに慣れていたので感激でした。さすがゲーム用ハードウェアは違うと思いました。
GPSの位置情報ログがとれる
そしてロガーにとって何より気になるのがGPSの位置情報のログがとれるかというところ。これがみんなの地図3ではちゃんとGPSの位置情報ログがとれるようになっているのです(PlaceEngineで測位している場合のログはとれないそうです)。とったログは、いまのところみんなの地図の中で見ることはできないそうなのですが(ということは逆に考えると取ったデータをどうこうしたいというものずきな人のためだけにこういう機能を用意してくれているわけです!)、データは標準的な形式(名前も聞いたのですがメモり忘れていました)で書き出されているそうなので、おんなじゼンリンさんの製品だしDraw Track Log to Zenrin Zで紹介されているツールなんかで読み出せるんだと思います。
惜しいのはお聞きした話だとPSPの電池が3,4時間くらいしか持たないというところ。GPSのロギング専用端末には勝てないけど、でもお手軽ロギングプラットホームとしては最適です。
まとめ
みんなの地図3はPSPで地図を見るソフトウェアとしては、ほとんど完成されています。使っていてここはどうかなと思うようなところはほんとにほとんどありません。UMDからメモリースティックにデータをコピーできるところは特に秀逸で、データのロードで待たされたりすることがなくえんえん地図をスクロールしていけるところは感動的です(みんなの地図2ではUMDに読みにいっていたのでわりと待たされました)。
いまいるところから目的地までをどんな方法でもいいからナビゲートする、という点では、電車の乗り換え案内をしてくれるという点では、常にネットワークに繋げられるケータイの上で動いてるのもあってEZナビウォークのほうが優れています。
製品の企画をされている方に、いろいろ細かい技術的なはなし(GPSのログデータの形式だとか、みんなの地図にあるソーシャル要素のPetamapとのデータ交換形式とか)を聞いてみてもちゃんとご存じで(というか自分は知ってるうちに入んないかんじでした)、製品というか、地図だけでなくその周辺文化(GPSでログをとって楽しんでる人がいるとか….)にも造詣が深そうなのが感じられて、みんなの地図3で足りていない部分は次のバージョンで確実によくなるんだろうなーと思いながら、イベントから帰ってきました。



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